吉田 元 理事長 ＆ 聡美 院長への独自インタビュー

「地域に根差したものを目指したい」という想いで（2015年）の1月に開設

【吉田 聡美 院長】
両親が医療系の職に就いておりましたので、「医療の道に進みたい」と小さな頃から思っていたんです。加えて、私は子どもの頃から細かな作業が好きでした。何かを作ったり、何かをデザインしたり。歯医者さんなら両方の思いを実現できるかなと思い、この道を選んだというところなんです。
神奈川歯科大学で研修医をしていた頃に主人と知り合い、その後、川崎にある歯科医院で経験を積み、『東川口モアナ歯科クリニック』の開設を契機に、一緒に診療に取り組むこととなりました。

【吉田 元 理事長】
地域に貢献出来る仕事とは何か？と考え、医療の道に進みたいと考えるようになっていました。父の友人に歯医者さんがすごく多く、ことあるごとに「歯医者さんは良い仕事だよ」と言われていたこともあり、いつの間にか「歯医者さんしかない」と決めていた形ですね。
神奈川歯科大学を卒業後、同大学の口腔外科に籍を置きました。口腔外科を選んだのは、当時の教授の言葉がきっかけとなりました。「人の最期を知らずして、歯科医師の免許をとったと言えるのか」と。初めは、「歯医者さんってそこまで関わるのかな…」という思いを持っていましたが、やはり実際に外科にいると、お亡くなりになる方はいらっしゃるわけで……。実践的な技量や知識はもとよりですが、歯科医師のライセンスの意味をここで知ることが出来たのは、その後の私にとって非常に大きなことだったと思います。
大学病院を経て、開業医の先生の元で修養を重ね、2013年に『東川口モアナ歯科クリニック』を開設、本年（2015年）の1月に『モアナ歯科クリニック竹ノ塚医院』を開設致しました。両院に共通するのが、「地域に根差したものを目指したい」という想い。あえて駅から離れ、住宅街の中に位置することで、地域に住んでる方々を診ることが出来ると思ったんです。

ホスピタリティーを発揮出来るような環境を作り、空気感を大事にしていきたい

【吉田 聡美 院長】
「歯医者さんにかかる」ということにおいて、気持ちの問題はかなり大きいのではないでしょうか。治療をする前の周りの空気感であったり、スタッフの対応などで、緊張の度合いや恐さというものは変わってくると思うんです。ここでは、イスの倒し方、タオルの掛け方、エプロンの掛け方に至るまで、スタッフには研修を受けてもらっています。入り口をくぐった瞬間から、「病院っぽくないし、ここなら大丈夫そう」と思っていただけるよう、細いところまで気を配っていけたらと考えています。

【吉田 元 理事長】
患者さんにも笑顔になっていただきたいし、スタッフにも笑顔でいてもらいたい。それには、仕事が充実したものになっているかどうかが大きく関わってきます。トップダウンで下るような体制ではなく、すべてのスタッフが前向きにホスピタリティーを発揮出来るような環境を作り、そうした空気感を大事にしていきたいと考えています。

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