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大塚 恒博 院長

TSUNEHIRO OOTSUKA

女性の健やかで笑顔溢れる生活を守るべく、乳がん検診や乳がん治療に全力を尽くす。

大学卒業後、聖マリアンナ医科大学第一外科入局。関連病院などで経験を積んだのち、竹ノ塚駅近くに乳腺専門クリニックを開設。

大塚 恒博 院長

大塚 恒博 院長

大塚ブレストケアクリニック

足立区/竹の塚/竹ノ塚駅

  • ●乳腺外科

患者様のプライバシーを守れるクリニックを開設。

大塚 恒博 院長

亡くなった私の父が医師でありました。こころからほど近くにある、『医療法人社団三奉会井上病院』を立ち上げたのが、私の父と叔父だったのです。子供の頃は病院の中庭に家があるという環境にありました。父が急患の対応をするのを見て育ったわけですが、大変ながらもやりがいのありそうな仕事と幼心に思い、長ずるにしたがい、徐々に医師を目指すという気持ちが固まっていったように思います。もちろん、人間ですからすんなりといったわけではありませんよ。途中、バンドに夢中になって、「どら息子」と言われていたこともありましたね(笑)。
乳腺外科を専門としたのは、やはり父の存在がありました。父は同じ医師としての立場から見ても、立派な医療人でした。その父と同じ分野を選んだとしても、果たして父を越えられたかどうか。父に追いつき追い越せと、同じ外科で興味のあった乳腺外科を専門としたのです。
平成17年(2005年)に乳腺専門クリニック『大塚ブレストケアクリニック』を開設致しました。実はそれ以前、井上病院で乳腺外来を開いていたがことがありました。しかし、乳腺外科は非常にデリケートな分野です。総合病院であれば男性の患者様も当然いらっしゃいますから、その現実を踏まえ、患者様のためにプライバシーを守れる空間を作りたいと考え、開院に行き着いたという次第です。 クリニックは2011年に現在の場所へと移りました。以前のクリニックは待合室が狭いということもありましたし、なにより2階にあったがゆえに、ご年配の方や車イスの方への対応が難しいということがあったのです。プライバシーに充分配慮しつつ、新たに快適さと利便性を加えて新クリニックへと移行したということになります。

当院を中心としたスムーズな医療連携を構築。

大塚 恒博 院長

患者様ご自身が希望される、最高の医療を提供していきたいと考えています。乳癌の場合、その選択肢の第一は手術ということになります。放射線治療やホルモン治療、抗がん剤治療は、手術という手段の次に各々が選択されることになります。医療連携が必要とされるのはまさにこの点です。当クリニックでは手術は連携病院に出向き、私か関根先生が連携病院の外科医と共に行っております。その後、放射線治療が必要な方は近隣の施設に出向いていただく。さらに、抗がん剤治療やホルモン治療は当院でおこなっています。このクリニックを中心とした医療連携が出来ているということですね。
患者様によっては、全ての治療を同じ場所でしてもらいたいという希望があります。そこで重要になってくるのが、乳腺を専門とする基幹病院との連携です。当院はTokyo Breast Consortium(TBC)に参加しています。TBCは都内の基幹病院と私どものような乳腺クリニックとの医療連携を目指した研究会であり、基幹病院で手術から全ての治療を担当してもらい、安定した時期にはこちらへお戻りいただくということが可能です。様々なバリエーションの中から、その方が望まれる治療へとスムースに導いてあげるのが我々の仕事だと考えています。

ストレスなく受診できる環境を完備。

大塚 恒博 院長

プライバシーに充分配慮し、診察前の待合室は更衣室を兼ねた鍵付きの個室をご用意しています。机や椅子、鏡などが配置されていますので、気持ちを落ち着けて診察に臨んでいただけるものと考えています。
クリニックでは待ち時間を短くするための取り組みとして、30分きざみの予約システムを採用しています。お電話はもちろんのこと、携帯やパソコンから1年先のスケジュールを組むことが可能です。予約を入れていただければ、来院日の1ヶ月前、前日、当日にお知らせメールが届くようになっています。さらに当日に関しては30分前、1時間前とを患者様が選択出来るようになっていますので、クリニックにお越しいただいた時は待ち時間なくスムーズに受診していただけます。

精度の高い乳癌検診に注力。

乳癌検診においてはマンモグラフィと超音波検査の2つが挙げられます。両方の検査ともメリットがありますから、2つを組み合せることで精度の高い検診が可能になります。このうちマンモグラフィに関して、当クリニックではCAD(computer aided detection)を導入しています。CADとは、デジタルマンモグラフィで撮影された画像をコンピューターで解析し、乳癌の特徴を示す部位を表示することで診断をサポートするシステムです。細かい石灰化の検出精度が高く、大量読影時の見落としを防ぐことに役立っています。
マンモグラフィの撮影には診療放射線技師があたることになりますが、クリニックでは3人ともに女性の技師が撮影を担当しています。女性同士だからこそ、抵抗なく皆さん受けれいていただけるんですね。また、撮影した画像は、私どもドクター2人と技師が別個に読影をおこなうトリプルチェック体制を敷いています。この体制によって、より正しい診断が可能になります。

これから受診される患者さんへ。

私がクリニックを開設した当時、乳癌の発見は35歳以上の女性のうち、35人に1人という割合でした。それが現在、おおよそ15人に1人という割合にまで増えています。これには食生活等が欧米化していることが一因となっているかもしれません。ただ、ここで注視すべきなのは、日本人の乳癌は比較的若い方に多いという傾向です。欧米諸国では60歳から70歳がピークですが、日本人は40歳、50歳の層に多いという特徴があります。
当院では足立区指定の乳癌検診も承っています。こうした機会も含め、乳腺クリニックをどうか上手にご利用ください。乳癌は早期に見つかれば決して怖いものでありません。検査をしっかり受けることで、自分の命を守るということをお考えいただければと思います。

※上記記事は2014.6に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

大塚 恒博 院長 MEMO

脳血管内治療専門医 /循環器専門医

  • 生年月日:1960年6月28日
  • 出身地:東京都
  • 血液型:O型
  • 趣味・特技:クラシック・オペラ鑑賞、ウォーキング
  • 愛読書・本:医学関連書籍
  • 好きな言葉・座右の銘:異体同心 or 寄り添う
  • 好きな音楽:クラシック
  • 好きな場所・観光地:海 / 横浜

グラフで見る『大塚 恒博 院長』のタイプ

エネルギッシュで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

エネルギッシュで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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