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待鳥 浩司 院長

KOJI MACHIDORI

徹底したプライバシー保護のもと
ねぎらいの言葉と眼差しでお迎えしたい

長崎大学の医学部に学び、小児科医として5年ほど経験を重ねる。30歳のときに上京して東大病院などで研鑽を積み、2つお隣の駅・金町で20年近く仕事をしていたが、、5年ほど前に突然、クリニックが閉鎖されることになり、患者さんたちの診療を継続したいという思いから、2009年3月に『まちどりクリニック』を開院しました。

待鳥 浩司 院長

待鳥 浩司 院長

まちどりクリニック

足立区/綾瀬/綾瀬駅

  • ●精神科
  • ●心療内科

子供心に憧れを抱いた、自分の病気を治してくれるお医者さんの存在

待鳥 浩司 院長

幼少期の私は体が弱く、しょっちゅう病気をしては、小児科に連れて行かれていたんです。自分の病気を治してくれるお医者さんの存在は、子供心に憧れでしたね。今、自分はどんな病気なのか?と質問すると、解剖図を示して丁寧に教えてくれるような優しい先生で。幼稚園時代の私の愛読書は、『家庭の医学』だったほど(笑)。「いつかは自分もお医者さんになりたい」という幼少期の思いは変わることがなく、長崎大学の医学部に学びました。国家試験に合格した後、小児科医として5年ほど経験を重ねたわけですが、喘息の療養所に勤務したことが私の転機になりました。入院中のお子さんたちは、喘息の症状が快方に向かえば退院して行くもの。でも、お子さんが安心して生活できる家庭環境が整っていなかったり、養護施設に入所すべきお子さんに喘息の症状がある場合などは、なかなか退院のメドが立たないのです。私は、そうしたお子さんたちの心までケアできるようになりたいと思い、児童精神医学に関する研修会などに積極的に参加するようになりました。そして勉強を続けるうちに精神医学の奥深さ・面白さを感じ、30歳のときに上京して東大病院などで研鑽を積みました。このクリニックを開業する以前は、2つお隣の駅・金町で20年近く仕事をしていたのですが、5年ほど前に突然、クリニックが閉鎖されることになって…。当時1,000人近くいらした患者さんたちの診療を継続したいという思いから、2009年3月に『まちどりクリニック』を開院しました。

徹底したプライバシー保護のもとで診療を受けていただくことが可能

待鳥 浩司 院長

開院にあたっては、来院された患者さんにホッとくつろいでいただけるようなクリニックにしたいと考えました。家族そろって大好きな居心地のよいペンションをはじめ、いろいろな場所に出かけてはヒントを得て、クリニックの内装にいかしました。たとえば、広々とした待ち合いスペース。ゆったりとしたソファは、不眠でお悩みの患者さんに少しでも体を休めていただきたいという思いから。誰かと顔を合わせるのが辛いという患者さんは、窓の外を眺められるカウンター席にお座りいただくこともできます。ほかにも、受付から死角になるポジションがあったり、キッズスペースがあったり。患者さんがどの場所でお待ちになっているかによって、その時の心の状態まで分かることがあるんですよ。一方、この地域の医療機関に従事しているなど、公人に近い患者さんのなかには、誰にも知られずに通院したいとお考えの方がいらっしゃるかも知れません。当クリニックでは、徹底したプライバシー保護のもとで診療を受けていただくことが可能ですから、ぜひお気軽にご相談ください。

「よくお越しくださいました」といった、ねぎらいの言葉と眼差しでお迎えしたい

待鳥 浩司 院長

心にストレスを感じている患者さんは、病院で自分がどう扱われるのか?という点に、とてもナーバスになっていらっしゃいます。辛い症状から何とか抜け出したいという思いで治療への第一歩を踏み出してくださった患者さんに対して、私は「よくお越しくださいました」といった、ねぎらいの言葉と眼差しでお迎えしたいと思っています。以前勤務していたクリニックの突然の閉鎖から、このクリニックを立ち上げるまで。当時からの患者さんには、どちらが医者かわからないほど、たくさんの励ましの言葉をいただきました。ですから今後の私の医師生命は、こうした患者さんへのご恩返しに使いたいと考えています。とくにお子さんを診る精神科医はまだまだ少ないと思いますので、私の経験がお役に立つことがあれば嬉しいですね。

臨床心理士のカウンセリングとあわせて健康な状態を取り戻すためのお手伝いを

初診の患者さんには必ず予約を取っていただき、インテーク(予備診療)の時間を1時間ほどいただくようにしています。まずは患者さんご自身がどんな場所・どんなご家族のもとで育ち、今に至るのかを、ゆっくりと時間をかけてお聞きすることからスタートするのです。もしも一緒に来院されたお子さんが聞くと辛い内容でしたら、当クリニックのスタッフがお子さんの相手をすることも可能ですから、安心してご相談ください。朝起きて、日中の陽を浴びて、夜になったら眠れるように。臨床心理士によるカウンセリングとあわせて、心身ともに健康な状態を取り戻していただくためのお手伝いをしたいと思っています。

これから受診される患者さんへ

ストレスの多い現代社会には、心や体に支障をきたす患者さんが多くいらっしゃいます。辛い症状がありながら日々頑張って過ごしている方に、私からお伝えできるのは「医療の力を借りるという手もありますよ」ということです。とくにお仕事をされている方は、まわりから取り残されるような気がして、一定期間お休みすることを躊躇されるかも知れません。でも自分を取り巻く環境を見つめ直す時間はきっと、人間としての幅・思いやりの心を育んでくれるはず。いつか、晴れ晴れとクリニックを卒業されていくときに振り返って、ここで過ごした時間が確かに意味のあるものだったと感じていただけるように。私たちも精一杯のサポートをさせていただきたいと思います。

※上記記事は2014.4に取材したものです。
情報時間の経過による変化などがございます事をご了承ください。

待鳥 浩司 院長 MEMO

  • 出身地:福岡県
  • 血液型:B型
  • 趣味・特技:野球、水泳、ギター、ドラム
  • 愛読書・本:臨床関係
  • 好きな映画:A Hard Day's Night
  • 好きな言葉・座右の銘:自然に
  • 好きな音楽・アーティスト:The Beatles
  • 好きな場所・観光地:北海道

グラフで見る『待鳥 浩司 院長』のタイプ

穏やかでやさしく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかでやさしく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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