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中島 正樹 院長

MASAKI NAKAJIMA

病気の早期発見・早期治療に努め
子供たちの健やかな成長を見守っていく

滋賀医科大学医学部を卒業後、小児科を専門に研鑽を積む。大学病院や総合病院で経験を重ね、「五反野駅」そばに開業。

中島 正樹 院長

中島 正樹 院長

中島小児科

足立区/足立/五反野駅

  • ●小児科
  • ●小児皮膚科
  • ●アレルギー科

小児科医として研鑽を積み、愛着のある地元に開業

中島 正樹 院長

子供の頃から動物が好きで、家では犬や猫を飼っていました。夜になると愛犬と一緒に布団に入るような生活を送っていたのですけれど、あるとき散歩中に愛犬がトラックにはねられて、そのまま亡くなってしまったんですね。このときの体験をきっかけに、獣医師をめざして東京農工大学に進んだのですが、在学中に「人間を診てみたい」と考えが変わっていきました。私自身、子供のころは病弱で病院のお世話になることが多かったですし、何よりも子供が好きでした。大学2年生のときにもう一度あらためて受験し、滋賀医科大学に合格することができました。
大学卒業後、東京医科歯科大学の小児科で研修を終えると、その後は小児科医として埼玉県や茨城県の病院で診療していました。私の専門である「小児腎臓病」を中心に、地域の中核病院で幅広い症例に携わり、経験を重ねました。その後、地元でもある足立区に『中島小児科』を開設したのが1989年でしたから、この地域の医療に携わってもう30年になろうとしています。

明るくて開放感あふれる、駅チカの小児科クリニック

中島 正樹 院長

開業当初は、東武スカイツリーラインの線路を隔てた反対側に診療所を構えていましたが、2010年に現在の場所へと移転・リニューアルをしました。戸建て住宅のような外観のため、一見すると診療所だと分かりづらいかもしれませんけれど、2階部分がクリニックになっていて、1階には処方せん薬局があります。入り口で靴を脱いでスリッパに履き替え、階段を上り下りしていただく点についてはご不便をおかけします。2階に上がるとベビーベッドが置かれた待合室、そして診察室と四方向に大きな窓があり、明るくて風通しのよい空間が広がります。院内感染予防の意味から、クリニックには空気清浄機を複数設置していますけれど、窓を開けて十分に換気をすることで、気になるニオイも解消することができます。
小児科に限らず、医療機関を受診するときに怖いのが院内感染です。当院では、インフルエンザなどの感染症患者さん専用の待合室を設けているほか、乳児健診や予防接種については一般診療と時間を分けて対応しています。また、院内でお待ちいただく時間を短くできるよう、Webでの予約も受付けていますのでご利用ください。元気なお子さんが病気を持ち帰ることがないように、なるべく決められた診療時間内にお越しくださるようご協力いただければと思います。

地域に根差した「かかりつけ医」として、病気の早期発見・早期治療に努める

中島 正樹 院長

開業から30年になりますと、小さな頃に診ていた子が成長して、ご自分のお子さんを連れて来院してくれることも珍しくありません。ひと昔前に比べると、大きな病気にかかる子供はずいぶん少なくなりましたけれど、その理由にはワクチン接種の充実が挙げられるでしょう。私が小児科医になってからこれまで、重い病気に苦しむ子供たちをたくさん診てきました。だからこそ、防げる病気であるならば発症する前にくい止めたいと思いますし、子供たちの小さな異変を見逃さずに適切な医療につなげたいと思うのです。
乳児健診では、超音波(エコー)を使った画像診断で奇形や腫瘍の早期発見に努め、必要な場合には大学病院などをご紹介することもあります。また、私のこれまでの経験から、将来的に大きな病気を発症する可能性があると予測がつけば、保護者の方に向けて対策などをお話します。「今は軽微な症状に思えても、いずれ大きな病気につながりかねません」、思いがけない私からの言葉に、戸惑いを隠せない保護者の方も少なくありません。でも、放っておいたら大変なことになると分かっていて、私としてもお伝えしないわけにはいかないのです。保護者の方が正しい知識を得て、子供たちの健康を見守ってくださるように、丁寧に言葉を尽くしていきたいと思っています。

さまざまな病気を誘発する「こどもの生活習慣病」とは

成人した大人ではメタボや肥満体形の方、高血圧や糖尿病といった生活習慣病に悩む方が多くいらっしゃいます。一方、乳幼児はこうした病気で病院にかかるケースはありませんけれど、子供に多くみられる、喘息、とびひ、水イボ、アトピー性皮膚炎などはこどもの生活習慣病と言うことができるのです。生まれたばかりの赤ちゃんは、「胎脂」とよばれる脂肪に覆われているため、ベトベトした感じがありますよね。それが出産直後に沐浴がおこなわれて「胎脂」が落とされ、退院後も毎日ご自宅で石鹸を使って全身をくまなく洗われるものですから、清潔を通り過ぎて皮膚がガサガサとした状態になってしまう。そしてこの皮膚のガサガサが、いろいろな病気につながっていく危険をはらんでいるのです。
女性のみなさんがメイクを落とすためにクレンジングや洗顔料を使うのは、やむを得ないことでしょう。でも、親の常識・方法が子供にも当てはまるとは限りません。大人と同じ40度近いお風呂に入れ、石鹸で肌を洗う。こうした間違ったスキンケアが原因になって、アトピー性皮膚炎を発症することがあったり、食物アレルギーを発病するリスクが高まることがわかってきています。これらは「こどもの生活習慣病」が原因で引き起こされる病気と言えますが、早期に介入することによって病気を未然に防ぐことができますし、早く治療をはじめれば重症化させずに治癒を望めます。乳児健診の際はもちろんですが、日々診療する中でも気づいたことは積極的にお伝えして、子供たちの健やかな成長をサポートできればと思います。

これから受診される患者さんへ

『中島小児科』は「五反野駅」から徒歩1分と、とてもアクセスのよい場所にあります。子供たちを診察するときには、たとえ相手がどんなに小さなお子さんでも「おはよう」「こんにちは」といった挨拶からはじまり、1人の「人」として接するようにしています。もしも自分が患児の立場だったら?と考え、子供たちの目線で診療するというのは、私がいつも心に留めていることです。時には子供たちの利益を優先するあまり、保護者の方と意見が食い違う場面もありますけれど。見落としのない診察から正しい診断をつけ、必要最小限の治療で早期回復をめざしたいと思います。何かお困りのこと、気になる症状がありましたら、お気軽にご相談ください。

※上記記事は2018年8月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

中島 正樹 院長 MEMO

小児科専門医

  • 出身地:東京都
  • 趣味・特技:風景写真、映画、旅行
  • 好きな本・愛読書:小児科の本、パズル、クイズ
  • 好きな映画:インクレディブル・ファミリー、チコちゃん
  • 好きな言葉・座右の銘:「無知の知」「一意専心」
  • 好きな音楽・アーティスト:小田和正、押尾コータロー、村治佳織、ジェイクシマブクロ
  • 好きな場所・観光地:碧海、満天の星、雪山の見える場所

グラフで見る『中島 正樹 院長』のタイプ

穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

CLINIC INFORMATION