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時田 二朗 院長

JIRO TOKITA

開業から半世紀あまり。地域の方々に支えられ
地域の方々の健康を見守っていく

大学卒業後、循環器を専門に研鑽を積む。1992年より「時田病院」に勤務。その後、名称を『時田クリニック』と改め、2006年に院長に就任。

時田 二朗 院長

時田 二朗 院長

時田クリニック

足立区/興野/大師前駅

  • ●内科
  • ●循環器内科

医療家系の3代目として、地域医療に貢献する

時田 二朗 院長

父方の祖父、父ともに開業医でしたから、私は3代目ということになるでしょうか。私が子供の頃は、自宅の横に父の病院があるような造りになっていたのですが、夜中に往診に出かけていく父の背中を見ては、「大変だなぁ」と思いましたね。当時の私は、医師になるつもりなど全くありませんでしたし、人前に出ることが苦手なタイプでした。本当は、旗を振りながら貨物の入れ替えをする保線区の人、飛行場ならばパイロットではなく機体の整備士等、目立たないけれど要になるような、裏方の仕事に就きたいと考えていたんです(笑)。
高校生になって自分の進路を決める際、頭に浮かんだのはやはり、父の後ろ姿でした。地域のみなさまのために力を尽くす、「赤ひげ先生」のような仕事ぶりに憧れを抱くようになり、医科大進学を決意しました。

「憧れの人物像」をめざして

時田 二朗 院長

大学卒業後は、日本大学附属板橋病院の整形外科で2年間経験を積み、その後は循環器科の医師として駿河台日本大学病院で診療にあたりました。もともと患者さんの全身管理を学びたいと考えていましたし、学生時代は「不整脈」の勉強が苦手だったんですね(笑)。そのため、不得意な分野を究めようという意気込みで研鑽を積みました。
このときご指導くださった教授にかけられた言葉は、今も私の礎になっています。「医師は患者さまのためにあるのであって、患者さまは医師のためにあるのではない」と、おっしゃたんですね。私たち医師は、常に患者さんと同じ目線で、決して威張ることなく相手を思いやる心をもって診療にあたるものだ、というわけです。教授には、本当にたくさんのことを学ばせていただくとともに、プライベートでも大変お世話になりました。私自身、教授のような医師になりたいと考えて知識と技術を高めてきましたし、来院される患者さん1人1人と真摯に向き合いながら、日々の診療にあたっています。

訪れるたびに発見のあるクリニック

時田 二朗 院長

『時田クリニック』は、「時田病院」として1961(昭和36)年に開設されました。当初は入院施設もあったのですが、施設の老朽化などもあって2006年に建物をリニューアルして新しいスタートを切りました。
ここに来るだけで元気になれるような、みなさんに笑顔でお帰りいただけるような場所にしたいと思い、クリニックの外観は、私が大好きなドイツの街並みをイメージして、赤い屋根と黄色い壁に。白い窓枠からは、室内に光がたっぷり入るようになっています。完全バリアフリーの院内は、待合室のソファの背もたれを高くしたり、車いすのままお使いいただけるパウダールームを設けたり、ここで過ごす時間が少しでも快適になるような工夫をしました。そして何より、私が一番こだわったのが、待合室に並ぶたくさんのオブジェで、季節ごとに絵画を変えたり、ブロックの作品を手づくりして飾っています。ここに足を運ぶたびに何らかの変化を感じることができれば、きっと通院が楽しいものになると思ったんです。忙しくてブロックの制作が遅れると、患者さんから催促されることもあります(笑)私の作品を楽しみにしてブロックだけを見に来る方もいらっしゃるんですよ。

「建前」ではなく、「本音」で語りかける

「医師は患者さまのためにあるのであって、患者さまは医師のためにあるのではない」という言葉のとおり、医師も患者さんも「人」と「人」。本音で話し合わなければ、相手を知ることはできません。私自身、建前を言うのは嫌ですし、お互いに本音で話すことによって距離が縮まり、生活環境などのバックグラウンドを知ることができてはじめて、その方にとって一番よい治療ができるのです。
「最善の医療を提供する」と言葉にするのは簡単ですが、検査結果から診断をつけ、お薬を処方するだけでは「医療行為」とは言えません。もしも血圧が高いなら、その原因を探っていく。お酒が止められないなら、飲んでしまう理由をじっくりと伺う。データにはあらわれない患者さんのお気持ちをくみ取り、改善に向けた道筋をつけるのが私たち医師の仕事です。患者さんとゆっくり向き合い、見て・聴いて・触って…と、五感を使って診療にあたる。患者さんと本音で話し合い、本気で怒るときもある、それが私の診療スタイルなのです。

これから受診される患者さんへ

『時田クリニック』は「大師前駅」から徒歩10分、西新井駅から歩いて15分ほどの場所にあります。私はここで生まれ育ち、地域の方々に支えていただいているという気持ちがあります。ですから、みなさまが何かお困りのときに気軽にご相談でき、安心してお越しいただける場所でありたいと思っています。
ドイツの建物を思わせる外観のとおり、患者さんをあたたかくお迎えする家庭的な雰囲気のクリニックです。不安に感じていらっしゃること、ご心配なことがありましたら、どうぞお気軽にご相談ください。

※上記記事は2019年2月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

時田 二朗 院長 MEMO

  • 出身地:東京都
  • 趣味:バンド、バイク、テニス、音楽鑑賞
  • 憧れの人物像:駿河台日本大学病院時代の循環器科教授
  • 好きな映画:SF
  • 好きな言葉・座右の銘:医は仁なり
  • 好きな音楽:JET STREAM
  • 好きな観光地:箱根

グラフで見る『時田 二朗 院長』のタイプ

エネルギッシュで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

エネルギッシュで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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