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西原 哲浩 院長

TETSUHARU NISHIHARA

最新機器を導入し、頭痛やめまい、脳卒中予防等の脳神経疾患の診療に最善を尽くす。

東京大学医学部脳神経外科を経て、NTT東日本関東病院脳神経外科医長、日本赤十字医療センター脳神経外科部長等を歴任。その後開業し、梅島駅近くに移転。

西原 哲浩 院長

西原 哲浩 院長

内科・脳神経外科 西原クリニック

足立区/梅田/梅島駅

  • ●内科
  • ●脳神経外科

脳神経疾患の診療に最善を尽くす。

西原 哲浩 院長

小学校5、6年生の頃のことです。お医者さんの息子であった1番仲の良い友達と、「一緒に医者を目指そう」ということになったのです。漠然としたものでしたが、当時は彼のお父さんのように、「街のクリニックを目指したい」と考えていました。彼とは中学高校も一緒で、結果として夢を叶えたという形になっていますね。
私は大学を卒業後、東京大学の医局へと進みました。手先が器用ということもありましたし、医者=手術というイメージを持っていましたから、当初は整形外科か形成外科を志望していたのです。そこで初めに整形外科に話をうかがいに行った後、「そういえば脳外科も募集してるんだっけ…」と思って医局に立ち寄ったところ、「まあまあまあ、座って座って」「国家試験を受かったらすぐに歓迎会を開こう」と大変な歓迎を受けました。脳神経外科が大変な科であることはわかっていたつもりですが、「最初の10年は苦労をしても良いかな…」と考え、籍を置くこととなったのです。ただ、想像よりも甘くはなかったですね。歓迎会の翌日から勤務が始まったのですが、家に帰れたのは1ヶ月後でしたから(苦笑)。
東京大学医学部脳神経外科を経て、NTT東日本関東病院脳神経外科医長、日本赤十字医療センター脳神経外科部長等を歴任し、2008年に足立区でクリニックを開業しました。現在の地(東武伊勢崎線・梅島駅から徒歩6分)に移転したのが2013年のことになります。

今から17、8年前のこと。私は内視鏡を用いた脳内出血の除去手術を編み出しました。その手術が昨年(2014年)、保険適応となったことで、開業医となった今も各地の病院をまわる日々を送っています。脳外科の中でも特殊な分野の専門家であり、同時に街の開業医でもある。その意味では、私は“2つの顔”を持っているということになるのかもしれませんね。

最新の最新のMRIシステムを導入、症状の要因を見出す。

西原 哲浩 院長

MRIは安全かつ高性能な診断機器であり、脳神経疾患の診断には欠かすことの出来ないものです。頭痛やめまい、手足のしびれ等々、「頭の病気では?」と心配されて来院する方に対し、2回3回と通院をする手間なく検査・診断をお伝え出来ることは、クリニックの大きなメリットと考えています。
また、検査の結果、脳に異常がないことが判明した場合でも、その原因を突き止めることに全力を尽くしてまいります。患者さんはその症状の要因を知って安心したいわけであり、その求めに応えることに力を尽くすべきでしょう。
『内科・脳神経外科 西原クリニック』では、毎土曜日、大学病院の助教授や講師、都内基幹病院の脳神経外科部長が私と共に診察に当たってくれています。実際に何かあった場合、入院の予約を含め、手続きが非常にスムーズにおこなえることもメリットの1つです。
足立区内には脳神経外科出身の開業医が私を含めて2人しかいないという現状があり、高度な専門医療を受けるための中継地点として、皆様のお役に立っていきたいと考えています。

これまでの経験を地域医療に活かす。

西原 哲浩 院長

患者さんの多くは、過去に脳梗塞や脳出血に見舞われたり、今も動脈瘤を患われている方々。ここでは、それらを踏まえた上で、一般的な糖尿病の管理等、内科的な診察を日々おこなっています。頭のことはこちらで、その他のことは別のところでとなると、患者さんの負担が増すことになりますから、1つのところで全てを診るという姿勢は必要なことと私は考えています。
一般的なイメージとは異なるかもしれませんが、脳神経外科は「手術だけをやっていればよい」科ではありません。ICUや救命救急の管理に関わる以上、全身の疾患を診るスキルがないことには務まらないのです。
病院時代は、意識のない重症の頭部内傷の患者さんに対し、データと本人の身体だけを診て何が起こっているかを判断しなければいけないことも多々ありました。「専門外だから…」と、他科の先生に常に頼るわけにもいかないのです。いざという時の対応をはじめ、どのレベルになれば次の段階に送るべきか等の判断は、この時期に培われてきたものということになります。開業医となってみて改めて思うことですが、これまでの経験が非常に役に立っていると感じています。

漢方も取り入れ、患者様に優しい治療を実践。

病気そのものを治すことに注力するのが外科医であるとすれば、漢方は病気の症状をとること、緩和することに長けた分野と言えるでしょう。ですから、治療の1つとして考えてみると非常に有益で、実際に当クリニックにおいても、頭痛やめまいの症状を緩和するためによく漢方を用います。7年前ほどのことになりますが、開業を控え、必死で漢方を勉強したものでした。あんなに勉強したのは、医局に入った頃以来かもしれません(笑)。
私は現役の脳外科医であると同時に、一介の町医者に過ぎません。患者さんは、不安があればそれが頭のことであろうがおなかのことであろうが、関係なく口にされますし、また、それで良いと私は考えています。患者さんの利を考え、多くの選択肢を提供することも医師たるものの務めと考えています。

これから受診される患者さんへ。

脳外科を「敷居の高いもの」とお考えの方は多いのではないでしょうか。「こんなことで来て良いのかな?」と。そんな心配はいりませんし、診察をして、何もなければそれに越したことはありません。
私どもは、新しい知識とMRIに代表される医療機器を駆使し、頭痛やめまい、物忘れ、脳卒中予防等の脳神経疾患の診療に最善を尽くしていきます。またそれと同様に、かかりつけ医として日頃お困りの症状についてお気軽にご相談いただける存在でありたいと考えています。高度な医療との橋渡し役として、クリニックをご活用いただければ嬉しく思います。

※上記記事は2015.2に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

西原 哲浩 院長 MEMO

  • 出身地:東京都
  • 趣味・特技:ゴルフ
  • 愛読書:ビッグコミックスピリッツ、ビッグコミックオリジナル、モーニング
  • 好きな映画:子供と一緒に見ることが多いですね。
  • 好きな音楽:ジャズ、フュージョン
  • 好きな場所:ゴルフ練習場

グラフで見る『西原 哲浩 院長』のタイプ

エネルギッシュで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

エネルギッシュで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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